低アルコール進化論!
夏にぴったりな、大人のジュースです。
今回は、お久しぶりの研究醸造のご案内です。
土田酒造の研究醸造というと、ひとくせふたくせ、または未来すぎて現在の業界知識にはない、説明の難しいお酒が基本的に造ってきました。
しかし、今回は、軽くてうますぎるにもほどがあるお酒となり、研究という名前よりも、一般の商品にでもいいのでは?
という高品質なレベルで仕上がりました!
今回の研究内容としましては、
「Tsuchida12のような低アルコールの原酒でも、酵母が異なっていたら、しっかりと酵母の個性を浮き立たせることができるのか?」
という観点にフォーカスをしております。
結果としては、想像以上のうまさ!
こんなに、はっきりと違いがでるの!?という大満足な結果となりました。
定番のTsuchida12(6号酵母)と同じ仕込みでありながら、7号酵母を使用することで、7号らしい独自の個性を引き出した特別な日本酒となりました。
■お酒の特徴
・低アルコール度数
通常、日本酒は15%以上が一般的ですが、日本酒の「原酒」としては珍しい12%のアルコール度数です。
発酵技術を駆使して低アルコールでも味わい深いお酒を実現しました。
・添加物不使用
土田酒造の基軸である、表示義務のある添加物はもちろん、義務のない添加物も一切使用していません。
それにもかかわらず、甘みや酸味がしっかりと感じられる飲みごたえのある仕上がりです。
低アルコールですと、水を多めに使うことが多く、味わいが薄まる可能性が高くなります。
それを、乳酸や酵素剤、または水加工剤によって酵母の発酵を促すなど、様々な添加物の活用をすることがありますが、それらを一切使わずに、この味わいにたどりついたことが、発酵技術の高さを示しています。
・様々なシーンに活用できる
アルコールのアタック感が少ないため、日本酒初心者の方はもちろん、様々な料理に合うので、友人や家族との集まり、特別なディナー、飲み会など、様々なシーンで楽しむことができます。自慢の一本としてお持ちできます。
・蔵からのおすすめ
ぜひお取り組みいただきたいのが、定番のTsuchida12と飲み比べです。
同じ造りで、酵母をかえたものが、こんなに味わいが違うのかと、新たな日本酒の魅力を感じていただきたいためです。
■お酒のまとめ
・低アルコールで、夏に飲むには最適。氷入れても味がへたらない。
・度数が低くても水っぽい薄さはなく、甘さも酸味もしっかりとあり、日本酒初心者な方ほどオススメ。
・添加物不使用のため、気になる方には安心感がある。純粋な素材の味を楽しむことができますし、健康志向の方にも安心してお召し上がりいただけます。
・原酒でこの味わいは、日本酒通な方ほど、技術力の高さにご関心をいただけます。
・軽くて飲みやすいため、お客さんを選ばず、友人や家族との集まり、特別なディナー、飲み会など、様々なシーンでおすすめしやすいお酒です。
・「うそっ?こんなに味わいがあって度数低めなの?」と、みなさん驚かれること間違いありません。
・定番のTsuchida12と飲み比べすると、よりお酒の深さがご体験できます。
「研究醸造DATA.33」 ・原料米 :あさひの夢(群馬県産) ・精米歩合:酒母と麹米90%・掛米70% ・仕込み水:武尊連峰伏流水(関東名水百選) ・麹歩合 :40% ・種麹 :焼酎用黄麹・白麹 ・酒母製法:生酛 ・酵母 :協会701号 ・アルコール度数:12.0%(原酒) ・グルコース:3.1 ・日本酒度 :−31 ・酸度 :2.9 ・アミノ酸 :1.5 ・火入れ :1回火入れ ・保管方法 :常温可能 ※記載されている原材料のみ使用。 ラベル表示義務がない添加物も不使用です。 |