蛍が舞う田んぼから、一杯の酒が生まれるまで。
お米の生産者様は、群馬県前橋市の「ゆずりは会 菜の花」さん。
お米の品種として「亀の尾」を頂いております。
障害者の方の自主自立を目指されている事業団体様です。
この亀の尾もその方々に、無農薬無肥料の自然栽培として、田んぼを見守って頂き作っていただいております。
このお酒の箱も、事業様に通われている「比嘉 優樹」さんに描いて頂いております。
障害のある方々と共にお米作りに取り組まれている中で、当初は周りの農家さんから農業をする資格がないとまで言われたそうです。
しかし、この活動が広がり今では25倍の面積となり、障害者の方も、田んぼにたつと元気になる方が増えたそうです。
また、田んぼも数年続けたことで、今までにいなかった多様な生物がもどり、今ではホタルまで飛び交うまでなったそうです。
そのような物語がこのお米に封じ込められております。
土田酒造では、この壌シリーズを「新しい吟醸の世界観」として目指しております。
なぜなら、今の吟醸のままで日本酒の未来や希望が続くのか?
という疑問点や、危機感があるからです。
削るほど高価なら、いずれ表現の限界がくると感じているからです。
そのひとつの理由としては、お米は削るほど個性は失われ、似たような味に近づいていく危惧があるからです。
「なんか味が似てるね」というお声をいただくことが何回もあったためです。
お客様はいずれ、吟醸とは何か?と懐疑的になるのではないか。
世界のお酒では、他では表現できない、複雑で個性豊かな味わいのほうが高級とされております。
また、お米をたくさん削るということは、ある意味無駄を多くしてしまうことになるので、それで環境的に良いのか?
ということも世界から厳しい目で見られる可能性があります。
そこで土田酒造では、未来はきっとこんな吟醸の世界になるのではないか、というのを今から目指して造ってきたのがこの壌シリーズです。
お米を作れば作るほど、環境が再生されていきますし、ご支援にもなります。
物語も、味わいも新しい吟醸をの世界観を目指しておりますので、
年末年始や、ご自身へのご褒美などに、ぜひご活用をいただけましたら幸いです。
この一本が、未来への希望と、持続可能な日本酒造りへの貢献を象徴するお酒となることを確信しております。
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壌シリーズの根幹としましては
・厳選されたお米:農薬肥料を使わない、自然栽培米
・お米の個性豊かな味わいを出すために、食べるお米を同じ、精米歩合90%。
・蔵に住み着く微生物の豊かな味わいを出すために、生酛造りで酵母無添加。
・蔵人の醸造技術によって、その年のお米や蔵の環境を感じながら造り、その年ごとにあった味わいにするため、表示義務が必要ない添加物も一切使わない。
・川場の風土を味わってほしいため、川場村産の木桶で仕込む。
・常温で味が伸びるお酒造り。
・お米を味わっているようなどっしりとした味わいながらも、後味が吟醸のようなきれいさを掛け持つ。
といった内容を核としています。
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| 「Tsuchida 壌 木桶」 ・原料米 :亀の尾(群馬県産) ・精米歩合:90% ・仕込み水:武尊連峰伏流水 ・麹歩合 :35% ・種麹 :焼酎用黄麹 ・酒母製法:生酛 ・酵母 :酵母無添加 ・アルコール度数:16%(原酒) ・グルコース:3.40 ・日本酒度 :-14.18 ・酸度 :3.40 ・アミノ酸 :3.92 ・火入れ :1回火入れ ・保管方法 :常温保管推奨 ※記載されている原材料のみ使用。 ラベル表示義務がない添加物も不使用です。 |