9月9日は99の日。
健康的と言われている麹を99%使った新感覚の味わい。
今年はよりうまみが多く!
■このお酒の意義
私たちは10年前以上から、麹を99%使ったお酒を造り、日本酒の可能性を広げてきました。
「1麹、2もと、3造り」と言われるくらい、日本酒で1番大事な材料は、麹であり、その重要性は誰もが認めるところです。
しかし、日本酒業界では麹を変化させたり、最大限に活かしたお酒を味わう機会はとても少ないです。
麹を変化させると、味わいが変化するため酒質が安定しないと言われるためです。
私たちは、日本酒は本当に麹が大事で、麹によりダイナミックに味わいを変えることができることで日本酒にもっともっと多様で可能性を切り開くお酒が生まれるよう、このお酒を造ってきました。
■お酒の特徴
1.麹を99%使ったお酒。
日本酒の平均的な麹の割合は20%前後ですが、このお酒は99%まで高めたことがまさに革新的で、日本酒の新たな可能性を広げました。
(麹を100%にすると酒税法上 日本酒にならないため99%にしています)
2.生酛造りと無添加
甘みを出すための酵素剤などの添加物に頼らず、しかも蔵に住み着く酵母が自然に発酵をするまで待った酒造りです。
そのため、よりワイルドな味わいを増幅させております。
3.予想以上のペアリング
ソムリエさんの見解では、マリアージュやペアリングとは、食べ物と合わせたとき、お互いの味わいをよりふくらませることだそうです。
このお酒は、食べ物を洗い流すお酒ではありません。食事を予想以上にふくらませ、相性がよいのを通り越して食事を豊かにする、まさにペアリングやマリアージュの見本となるお酒です。
和洋中と様々なレストランで、意外な組み合わせを生み出すお手伝いができます。
すき焼きや、豚の角煮などの濃厚なものや、中華系の味わい、またピザやパスタなどにも合います。特におすすめはバニラアイスにかけることです。大人のアイスにうまれかわります。
「Tsuchida 麹99%」 ・原料米 :あさひの夢(群馬県産 有機栽培米) ・精米歩合:70% ・仕込み水:武尊連峰伏流水(関東名水百選) ・麹歩合 :99% ・種麹 :焼酎用黄麹 ・酒母製法:生酛 ・酵母 :蔵付き酵母(酵母無添加) ・アルコール度数:13.5%(原酒) ・グルコース:10.8 ・日本酒度 :−55 ・酸度 :4.6 ・アミノ酸 :4.7 ・火入れ :1回火入れ ・保管方法 :常温可能 ※記載されている原材料のみ使用。 ラベル表示義務がない添加物も不使用です。 |
麹について改めて調べると、次のようなとても健康的な内容があがってきました。
・モリブデン:鉄の代謝を促進
・ビオチン:皮膚の炎症を抑える
・パントテン酸:ストレスを和らげるホルモンの合成に関与
・葉酸:造血機能を正常に保つ
・ビタミンB群:エネルギー代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働き
・ナイアシン:脳神経を活性化、皮膚を健康に保つ、血液の循環をよくする
・腸内環境の改善
・疲労回復
・美肌効果
このように、良いことしか書いておらず、悪く書かれている記事を見つけることができないほど、麹の素晴らしさを改めて実感しております。
メディアでも麹がブームになっており、麹に着目している人も多く、ご自宅で麹作りをしている人も増えております。
このような魅力的な麹ですが、なぜ味わいが変わるほど重要なのか。
お米のデンプンとタンパク質を、麹の酵素が分解していく解説図です。
ご参考までに掲載いたします。