インディカ米系の、プリンセサリーのお酒。
海外で日本酒が造られる可能性を生み出す、意義あるお酒です。
写真のとおり、このお酒は、インディカ米系のお米「プリンセスサリー」を原料にしたお酒です。
■このお米がうまいお酒になる意義
おいしいだけではなく、未来に日本酒発展へ向けての夢があります。
日本酒の原料である酒米などのお米は、ジャポニカ米です。
冒頭の写真のような細長いインディカ米では、ほとんど造られてはおりません。
しかし、世界に流通している80%以上は、インディカ米です。
世界では、日本酒を造りたい方はいらっしゃいます。
しかし、日本のお米をもっていくことや、流通量が少ないジャポニカ米を手に入れることで、製造の敷居が高くなっております。
しかし、インディカ米なら、世界中に流通をしておりますので、簡単に手にいれることができます。
つまり、インディカ米でうまいお酒ができることが証明できれば、世界中で日本酒を造るきっかけとなり、多くの方が日本酒を飲むきっかけになります。
プリンセスサリーの稲
■お酒の特徴
・独創性
インディカ米系(中長粒米)を使用し、有機栽培された米を原料としてることで、強い差別化になっています。
このプリンセスサリーは、香り高い飯米として人気があります。
お米を蒸すときは、香り米らしい、海外にいるような香りが蔵中に広がります。
(揮発性のため、お酒にはなかなかその香りが残らないのですが)
・土田酒造らしさ
このお米でうまいお酒ができることで、世界には10万種以上の米が存在し、その多様な味わいを日本酒として表現できる可能性を秘めています。
シン・ツチダ プリンセスサリーは、そんな夢を現実に近づける第一歩として、まさに「酒造りロマン」を体現するお酒です。
そのため、世界でも造りやすいことを考えて醸造しております、
お米は、農家さんが精米したそのままの削り歩合で仕込んでおります。
製法も酵母無添加なので、現地の微生物を活用できる造りです。
甘みを出すための酵素剤などの添加物に頼らず、育てた米の力強さが酒に反映された味わいなので、世界で造らたときもその地域だけのオリジナルな味わいが造れる手法をとっております。
・特徴的な味わい
世界的にも珍しいこの日本酒は、他では味わえない独特な風味がございます。
お米の特徴なのか、通常のお米の甘みやうまみとのバランスが異なります。
シン・ツチダと同じ配合をしておりますが、味わいは明らかに異なっております。
ぜひシン・ツチダとの、飲み比べをおすすめください。
・味わいとペアリング
シン・ツチダと同じ仕込み配合でありながら、プリンセスサリー特有の軽やかさと甘み・酸味のバランスが特徴です。特にスパイシーなカレーとのペアリングが推奨され、エスニック料理や洋食との相性も抜群です。
口を洗い流すお酒ではなく、食事を予想以上にふくらませ、相性がよいのを通り越して食事を豊かにします。
・話題性
かねてよりお客様のお声で、インディカ米系という先入観からか、「カレーに合う」というご意見が多いです。
食のペアリングに新しい提案を行うことができるため、飲む方にとっても興味深い商品となります。
「シン・ツチダ プリンセスサリー」 ・原料米 :プリンセスサリー(群馬県産 有機栽培米) ・精米歩合:88% ・仕込み水:武尊連峰伏流水(関東名水百選) ・麹歩合 :35% ・種麹 :焼酎用黄麹 ・酒母製法:生酛 ・酵母 :蔵付き酵母(酵母無添加) ・アルコール度数:15.0%(原酒) ・グルコース:3.9 ・日本酒度 :−26 ・酸度 :3.4 ・アミノ酸 :3.1 ・火入れ :1回火入れ ・保管方法 :常温可能 ※記載されている原材料のみ使用。 ラベル表示義務がない添加物も不使用です。 |