業界の常識に収まらない。
「Tsuchida 野生の12」の世界へようこそ。
日本酒の世界には、とてつもない「野生」が眠っております。
「Tsuchida 野生の12」は、ただのお酒ではありません。
それは、蔵元の哲学、挑戦、そして自然そのものの力が詰まった、飲む「体験」です。
現代の酒造りが安定生産のために使われなくなってきた、とても困難な技術を何重にも掛け合わせた、他にはない味わいのお酒です。
■生酛製法
現在、日本酒はほとんどが、速醸という手法をとっており、土田酒造が全量使っている生酛は、日本酒全体の10%にも満たない伝統製法です。
生酛は、蔵に住み着く乳酸菌を活用するため、他の蔵にはない蔵独自の味わいが出せます。
しかし、安定的に同じ味を造りづらく、また他の微生物の汚染のリスクがあり、時間と人手もかかるため、蔵からすると産業的に見合わない手法のため、減っていっているのが現状です。
■酵母無添加(蔵付き酵母)
当蔵のように、多くのお酒で実践している蔵はほぼ皆無です。
酵母無添加は、その蔵で造る数が多いほどリスクが高くなります。
数が少なければ、通常使っている協会酵母などがやってくるので、仕上がりは想定可能であり酵母無添加でもリスクが少なく造れます。
しかし、酵母無添加の数が多いほど、未知の酵母が多くなり、まさに酵母ガチャといったように、リスクが高まります。
さらには、土田酒造の蔵付き酵母は、協会酵母などの他の酵母を殺してしまう、キラー性という特性を持っています。(人体に影響はない酵母です)
野生酵母だけの未知の領域に踏み込むほど、どの菌が優勢になるか、すべてが未知数なのです。
そのため、健全な発酵をしてもらうために、より蔵人の技術が必要となります。
■精米90%
このお酒は、通常の日本酒よりアルコールが低めですが、水っぽくなく濃厚な酒を目指しました。
私たちの哲学として「お酒は飲みやすいジュースではなく、カドがあることが大事である。」と考えるからです。
アルコールが低い分、それを補う「カド」のひとつとして、お米をあまり削らず、米のうまみを出しております。
現在主流のほとんどの日本酒は、アミノ酸を下げて、クリアにするお酒を目指します。
食べるお米をあえて90%精米で使用し、米のうまみであるアミノ酸でカドを出しております。
さらに、酸味によるカドを生み出すために白麹を使い、強烈なクエン酸による爽快感を生み出しています。
■米、米麹、水、微生物のみで、表示義務が必要ない添加物を不使用
全量、この製法で造っている蔵は、日本で数蔵のみです。
私たちが最も誇りに思っているのが、表示義務のない添加物を使わず、この低アルコールでも、濃厚な味わいを発酵によって生み出していることです。
今までご紹介した技術を組み合わせて、12%という低めのアルコールの原酒であるものは、日本市場において他に存在しません。
以上のかけ合わせによって、
「現代にはない、野性味あふれた体験ができるお酒」となっております。
飲み方は、冷やして飲むのがおすすめです。
氷をいれたり、炭酸で割ったりなど、さらに度数を下げられるので、型破りな提案が、お客様の好奇心を強く刺激し、日本酒初心者の方にもおすすめできます。
さらに冷やすと良い理由は、白麹によるクエン酸です。冷やした時により際立つ酸であり、様々な料理にあいます。
野性的な肉料理はもちろん、果物の繊細な甘みとも幅広く共鳴できます。
蔵人が、これまでの膨大な失敗と体験を駆使し、予測不能な発酵を見守ることで、できあがったアルコール12%の原酒。
私たちが誇る高度な技術の集結した1滴が集まっております。
昨年度醸造の野生の12については、以下のURLからご覧ください。
https://tsuchidasake.jp/news/%e9%87%8e%e7%94%9f%e3%81%ae12-2024/
| 「Tsuchida 野生の12」 ・原料米 :あさひの夢(群馬県産) ・精米歩合:90% ・仕込み水:武尊連峰伏流水 ・麹歩合 :40% ・種麹 :焼酎用黄麹・焼酎用白麹 ・酒母製法:生酛 ・酵母 :酵母無添加 ・アルコール度数:12%(原酒) ・グルコース:6.73 ・日本酒度 :-34.63 ・酸度 :4.03 ・アミノ酸 :2.53 ・火入れ :1回火入れ ・保管方法 :常温保管推奨 ※記載されている原材料のみ使用。 ラベル表示義務がない添加物も不使用です。 |